【競馬】世界の「最強牝馬」をまとめてみた

ここからは色々と複雑なので、簡単な用語説明+αを置いておきます。別に読まなくていい人は飛ばしてOK。

英=イギリス
愛=アイルランド
仏=フランス
独=ドイツ
豪=オーストラリア
米=アメリカ

S=ステークス
C=カップ
H=ハンデキャップ

BC=ブリーダーズカップ
QE=クイーンエリザベス
KGVI&QES=キングジョージ6世&クイーンエリザベスS

競走体系はこちら

【3歳GI】
1000ギニー≒桜花賞
2000ギニー≒皐月賞
セントレジャー≒菊花賞
ヴェルメイユ賞≒秋華賞
セントジェームズパレスS≒NHKマイル
コロネーションS≒牝馬版NHKマイル(≠コロネーションC)

【ハイレベル古馬GI】
仏…凱旋門賞、ジャックルマロワ賞、サンクルー大賞 etc
英…KGVI&QES、プリンスオブウェールズS、エクリプスS、インターナショナルS、英チャンピオンS etc
愛…愛チャンピオンS、タタソールズGC
独…バーデン大賞

ヨーロッパは国内遠征のノリで他国のレースにも挑むため、各馬の所属国も明記します。

ヨーロッパ

レース映像が無い馬が多いので省いたのですが、80年代以前も含めた20世紀以降で最強牝馬を選ぶなら、プリティーポリー(Pretty Polly)、サンチャリオット(Sun Chariot)、アレフランス(Allez France)の3頭は外せないでしょうね。それぞれ24戦22勝2着2回無敗牝馬三冠、9戦8勝牝馬三冠、GI8勝凱旋門賞馬の歴史的名牝たちです。

特にプリティーポリーの戦績は圧倒的。本記事のレギュレーション抜きならこの馬が最強なのではと筆者は考えています。

では、80年代以降の名牝を紹介していきます。

ペブルス (Pebbles)

功績牝馬初のエクリプスS制覇&英国馬初のBC制覇
所属イギリス
現役期間1983-85
成績15戦8勝[8-4-0-3]
主な勝ち鞍米BCターフ 英チャンピオンS 英エクリプスS 英1000ギニー
重賞GI4勝 GII1勝 GIII1勝
表彰イギリス競馬殿堂入り
記念競走米ペブルスS(GIII)

競走成績だけを見るとパッとしないですが、3歳時以降の成績は9戦6勝2着3回と驚異の安定感。さらに↑のチャンピオンSは、ダービーを7馬身差で圧勝したスリップアンカーや前年のチャンピオンS覇者パレスミュージックらを楽に突き放し3馬身差完勝。このレースが評価され、当時の歴代牝馬として世界最高レーティング132を獲得しました(現在は129に下方修正済み)。

トリプティク (Triptich)

功績5年連続GI制覇&6ヶ国転戦
所属アイルランド→フランス
現役期間1984-88
成績41戦14勝[14-5-11-11]
重賞GI9勝 GIII4勝
主な勝ち鞍英チャンピオンS連覇 英コロネーションC連覇 英インターナショナルS 愛チャンピオンS 仏ガネー賞 愛1000ギニー 仏マルセルブサック賞

日本ではジャパンCに参戦したことでもお馴染みの馬。
6ヶ国で35のGIに出走し、当時の欧州牝馬としては最多のGI9勝。それも勝ち鞍のほとんどが中距離最強決定戦みたいなレベルの高いGI。輸送技術が発達した今ならもっと勝ててそう。

“鉄の女”の異名にふさわしい馬でした。

ミエスク (Miesque)

功績生涯3着以内&GI10勝
所属フランス
現役期間1986-88
成績16戦12勝[12-3-1-0]
主な勝ち鞍仏ジャックルマロワ賞連覇 米BCマイル連覇 仏イスパーン賞 仏ムーランドロンシャン賞 英1000ギニー 仏1000ギニー 仏マルセルブサック賞 仏サラマンドル賞
重賞GI10勝
主な子孫産駒:キングマンボ イーストオブザムーン(仏牝馬二冠)
牝系子孫:アルファセントーリ(ジャックルマロワ賞) ラヴズオンリーユー(BCフィリー&メアターフ) スタディオブマン(仏ダービー)
表彰アメリカ競馬殿堂入り
記念競走仏ミエスク賞(GIII) 米ミエスクS(GIII)

トリプティクのGI勝利記録を同年のうちに更新し、繁殖牝馬としても名を残した規格外の名牝。
マイルにおいてはほぼ無敵の戦績で、欧・米の芝マイル最高峰を共に連覇。産駒のキングマンボが種牡馬として大成功を収めたため、現在の日本のGI馬の2〜3割はミエスクの血を引いてるはずです。

ユーザーフレンドリー (User Friendly)

功績欧州オークス三冠
所属イギリス
現役期間1992-94
成績16戦8勝[8-1-2-5]
主な勝ち鞍英オークス 愛オークス 英ヨークシャーオークス 仏サンクルー大賞 英セントレジャー
重賞GI5勝
主な子孫孫世代:ヤングスター(豪クイーンズランドオークス) ファンスター(豪フライトS)
曾孫世代:ステラモナーク(園田競馬、重賞5勝)
表彰カルティエ賞年度代表馬(1992)

こちらもジャパンCに参戦した馬。
無敗でオークス3勝&セントレジャー制覇で凱旋門賞クビ差2着からのJC。文句無しの1番人気だったのですが、結果はトウカイテイオーの6着。欧州競馬は春先からレースに出続け凱旋門賞で体力削り切って終わり、みたいな感じなので(ド偏見)、そこからのJCは厳しかったんでしょうね。

91年から欧州競馬の表彰(カルティエ賞)が始まったため、本馬も92年度の代表馬となりました。

リッジウッドパール (Ridgewood Pearl)

功績4ヶ国GI制覇
所属アイルランド
現役期間1994-95
成績8戦6勝[6-1-1-0]
主な勝ち鞍米BCマイル 仏ムーランドロンシャン賞 英コロネーションS 愛1000ギニー
重賞GI4勝 GIII1勝
表彰カルティエ賞年度代表馬(1995)
記念競走愛リッジウッドパールS(GII)

欧州は日本競馬と違い、3歳で大きいレース勝ち切って引退する馬も多いです。95年欧州年度代表馬となったこの馬も、4つの国でマイルGIを制覇し即引退。
でも悲しいかな産駒成績は奮わず。

ボスラシャム (Bosra Sham)

功績90年代牝馬史上最高レーティング
所属イギリス
現役期間1995-97
成績10戦7勝[7-1-1-1]
主な勝ち鞍英チャンピオンS 英1000ギニー フィリーズマイル
重賞GI3勝 GIII1勝 GIII1勝
表彰カルティエ賞最優秀3歳牝馬(1996)
記念競走英ボスラシャムフィリーズS(リステッド)

↑はその年のカルティエ賞最優秀古馬に選ばれる、芝2000mG1ここまで無敗のホーリングを2馬身半突き放したチャンピオンS。レーティングで見れば90年代牝馬として最高のものとなっています。

翌年もG2時代のプリンスオブウェールズSを8馬身差圧勝するなど強さは見せていたのですが、早熟傾向が強いウッドマン産駒の宿命には抗えず、脚部不安も相まって勝ち鞍を増やせず引退。無事ならどこまで行けたんでしょうか。

ウィジャボード (Quija Board)

功績4ヶ国でGI制覇&6ヶ国でGI馬券内
所属イギリス
現役期間2003-06
成績22戦10勝[10-3-5-4]
主な勝ち鞍英オークス 愛オークス 米BCフィリー&メアターフ2勝 英プリンスオブウェールズS 香港ヴァーズ 英ナッソーS
重賞GI7勝 GIII1勝
主な産駒オーストラリア(英・愛ダービー制覇)
表彰カルティエ賞年度代表馬(2004、2006)
記念競走米ウィジャボードH(GIII)

JCに2回挑戦し、好成績を残した馬です。
トリプティクも霞むレベルで世界各国を旅し、GI7勝を記録。負けたレースも勝ち馬がハーツクライ、ディープ、凱旋門賞馬ディラントーマス、独ダービー馬シロッコなど錚々たる布陣なのでむしろ箔がついてますね。その甲斐あってか欧州年度代表馬に2回輝いてます。

↑のナッソーSは今回紹介し切れなかったGI5勝牝馬アレクサンダーゴールドランとの叩き合いです。

ザルカヴァ (Zarkava)

功績無敗牝馬三冠&無敗凱旋門賞制覇
所属フランス
現役期間2007-08
成績7戦無敗
主な勝ち鞍仏無敗牝馬三冠 凱旋門賞 マルセルブサック賞
重賞GI5勝 GIII1勝
主な子孫産駒:ザラック(サンクルー大賞)
孫世代:ラパリジェンヌ(仏オークス2着、ザラック産駒)
表彰カルティエ賞年度代表馬(2008)
記念競走仏ザルカヴァ賞(リステッド)

生涯フランスから出ないどころか、6戦をロンシャン、1戦をロンシャンから電車圏内のシャンティイで終わらせた馬ですが、レース内容を見ればそんなのどうでもよくなるくらい圧倒的。最低でも2馬身差を付けて勝ち続けたというんだから驚きです。

(ちなみに産駒のザラックはサンクルー大賞を勝っていますが、サンクルー競馬場はロンシャンからギリ徒歩圏内の距離です)

ゴルディコヴァ (Goldikova)

功績欧州馬史上最多GI勝利
所属フランス
現役期間2007-11
成績27戦17勝[17-6-3-1]
主な勝ち鞍BCマイル3連覇 仏ロートシルト賞4連覇 仏イスパーン賞連覇 仏ジャックルマロワ賞 英クイーンアンS 仏ムーランドロンシャン賞 仏フォレ賞 英ファルマスS
重賞GI14勝 GIII1勝
表彰アメリカ競馬殿堂入り
記念競走米ゴルディコヴァS(GII)

生涯ほぼ3着以内、ジャックルマロワは6馬身差圧勝、3年目のBCマイルはジオポンティ(芝GI7勝、皐月賞馬ジオグリフの祖父)を振り切り勝利と文句なしの欧州最強牝馬。強い牝馬の代表格です。

ザルカヴァはこんな馬相手に2馬身突き放して勝ってるんだから恐ろしい。

スノーフェアリー (Snow Fairy)

功績エリザベス女王杯史上最大着差勝利&連覇
所属イギリス
現役期間2009-12
成績21戦8勝[8-4-4-5]
主な勝ち鞍英オークス 愛オークス 愛チャンピオンS エリザベス女王杯連覇 香港カップ
重賞GI6勝
表彰カルティエ賞最優秀3歳牝馬(2010)
記念競走愛スノーフェアリーS(GIII)

日本の競馬ファンには忘れられぬ記憶となっている「す〜んごい脚!!」の馬。勝った重賞は全てGIという潔い戦績。馬場を問わず豪脚を炸裂できるのが強みの名牝です。

ムーンライトクラウド (Moonlight Cloud)

功績モーリスドゲスト賞3連覇
所属フランス
現役期間2010-13
成績20戦12勝[12-2-0-6]
主な勝ち鞍モーリスドゲスト賞3連覇 ジャックルマロワ賞 ムーランドロンシャン賞 フォレ賞
重賞GI6勝 GIII4勝
表彰カルティエ賞最優秀古馬(2013)
記念競走仏ムーンライトクラウド賞(リステッド)

後述するオーストラリアのスター、ブラックキャビアに唯一アタマ差まで迫った名牝。そしてジャックルマロワ、モーリスドゲストの両方でレコード勝ち。
GI勝利は全てフランス。遠征には弱かったものの、国内では屈指の強さを誇る馬でした。

デインドリーム (Danedream)

功績牝馬初の凱旋門賞&キングジョージダブル制覇
所属ドイツ
現役期間2010-12
成績17戦8勝[8-0-4-5]
主な勝ち鞍凱旋門賞 英KGVI&QES 独バーデン大賞連覇 独ベルリン大賞
重賞GI5勝 GII2勝
主な子孫孫世代:ルージュエヴァイユ(エリザベス女王杯2着)
表彰カルティエ賞最優秀3歳牝馬(2011)
ドイツ年度代表馬(2011、2012)

ドイツ屈指の名牝。そして日本人馬主が所有した唯一の凱旋門賞馬です。
欧州競馬は英仏愛が中心。ドイツ調教の凱旋門賞馬は1頭しかいなかったのですが、この馬が2頭目となりました。

ドイツ調教馬初の欧州年度代表馬はフランケルというデカすぎる壁に阻まれましたが、キングジョージも制覇し欧州競馬中距離の頂点に君臨。

そして今は日本に輸入されジャンポケ斎藤さんのYouTubeに登場したりなどしています。

トレヴ (Treve)

功績無敗で凱旋門賞制覇
所属フランス
現役期間2012-15
成績13戦9勝[9-1-1-2]
主な勝ち鞍凱旋門賞連覇 ヴェルメイユ賞2勝 サンクルー大賞 仏オークス
重賞GI6勝 GII1勝
表彰カルティエ賞年度代表馬(2013)

凱旋門賞のリベンジを望む日本のオルフェーヴルの前に現れた強敵であり、あまりにも高すぎた壁。この馬さえいなければ…と誰もが思ったことでしょう。
およそ80年振りの牝馬による凱旋門賞連覇も達成し、一時代を築きました。

マインディング (Minding)

功績連対率9割超でGI7勝
所属🇮🇪アイルランド
現役期間2015-17
成績13戦9勝[9-1-1-2]
主な勝ち鞍英牝馬二冠 英QE2世S 英ナッソーS 愛プリティーポリーS 英フィリーズマイル 愛モイグレアスタッドS
重賞GI7勝 GII1勝
兄妹エンプレスジョセフィーヌ(愛1000ギニー)
チューズデイ(BCフィリー&メアターフ)
表彰カルティエ賞年度代表馬(2016)

アイルランドの名伯楽、エイダン・オブライエン厩舎の名牝其ノ壱。3歳時だけでGI5勝の年度代表馬。
ディープインパクトとの子・ヴィクトリウムを授かったけど色々あってそのまま繁殖入り。産駒の活躍が待たれます。

エネイブル (Enable)

功績史上初のキングジョージ3勝
所属🇬🇧イギリス
現役期間2016-20
成績19戦15勝[15-2-1-1]
主な勝ち鞍英KGVI&QES3勝 凱旋門賞連覇 英ヨークシャーオークス2勝 米BCターフ 英エクリプスS 英オークス 愛オークス
重賞GI11勝 GIII2勝
表彰カルティエ賞年度代表馬(2017、2019)(そのうち殿堂入りするはず)

イタリアの名手デットーリが自身のキャリア終盤に巡り会った最強の名牝。

史上初、空前絶後のKGVI&QES3勝を達成。凱旋門賞3連覇も期待されましたが惜しくも2着。
同時期に日本馬が欧州遠征を連発し、その先々で日本馬を撃沈させてきたため、我が国でも知名度が非常に高い馬です。

↑は2年目のキングジョージ。よく見るとクリスタルオーシャンが鞭を何発も入れているのに対し、エネイブルは1発しか入ってません。勝つのは当然、その上で凱旋門賞とかの為に余力を残して勝たせようという騎乗です。
日本でいうならJC余力残しで勝って有馬に備えるようなもの。そんなんできる馬おらんて普通。

マジカル (Magical)

功績愛チャンピオンS史上初の連覇
所属🇮🇪アイルランド
現役期間2017-20
成績28戦12勝[12-8-2-6]
主な勝ち鞍愛チャンピオンS連覇 愛タタソールズゴールドC連覇 英チャンピオンS 英チャンピオンフィリーズ&メアS 愛プリティーポリーS
重賞GI7勝 GII3勝 GIII1勝
兄妹ロードデンドロン(ロッキンジS、ディープインパクト産駒オーギュストロダンの母)

アイルランド(中略)オブライエン厩舎の名牝其ノ弍。
凱旋門賞だけは苦手だったものの、それ以外では4着以内、全盛期は全戦連対で驚異的な安定感を誇っていました。

↑はGI3連勝中で単勝1.6倍の1番人気ガイヤースを差し切った愛チャンSの様子。これだけ能力があってもエネイブルには敵いませんでした。

スノーフォール (Snowfall)

功績イギリスオークス史上最高の16馬身差圧勝&オークス三冠
所属🇮🇪アイルランド
現役期間2020-21
成績14戦5勝[5-1-2-6]
主な勝ち鞍英オークス 愛オークス 英ヨークシャーオークス
重賞GI3勝 GIII1勝
表彰カルティエ賞最優秀3歳牝馬(2021)

ア(中略)名牝其ノ参。
ディープインパクトの子ということで、国内でもTwitterでよくトレンド入りしていました。

どうもオブライエン厩舎特有の使い詰めローテと体質が合わなかったようで、連戦を重ねる毎に着差が縮まり、最終的に負けが込むようになってしまいました。4歳になりフレッシュな状態でもう一度…と思われた矢先、骨盤骨折で夭折。早すぎる最期でした。

アルピニスタ (Alpinista)

功績GI6連勝で凱旋門賞制覇
所属🇬🇧イギリス
現役期間2019-22
成績15戦10勝[10-2-0-3]
主な勝ち鞍凱旋門賞 仏サンクルー大賞 英ヨークシャーオークス 独ベルリン大賞 独オイロパ賞 独バイエルン大賞
重賞GI6勝 GII1勝

古馬版ザルカヴァみたいな戦績で頂点に立った怪物です。

3歳時もヨークシャーオークスでここで紹介できなかったラヴに5馬身離されながらも2着と素質は見せてたのですが、本格化は古馬になってから。4歳以降は無敗でGIを5連勝し、その勢いで凱旋門賞も着差以上の完勝。
JC参戦計画は幻と消えましたが、却って戦績に傷が付かなくて良かったかもしれません。

その他

直前まで入れようか迷ったのはロックソングとラヴ。インスパイラルはかなり強いですし、今年の戦績がそこまで悪くならなければ書き足す予定です。

ロックソング(Lochsong)
 マイラーながら93年欧州年度代表馬。勝ち方が圧倒的
シックスパーフェクションズ(Six Perfections)
 仏米でマイルGI制覇
英/米 スタセリタ(Stacelita)
 ソウルスターリングの母、スターズオンアースの祖母。親子3代ルメールを背にオークス制覇
アルファセントーリ(Alpha Centauri)
 マイルGI4連勝でジャックルマロワ制覇
ファウンド(Found)
 オブライエン厩舎。3着内率9割超の安定感で凱旋門とBCターフ制覇
ラヴ(Love)
 オブライエン厩舎。ラヴズオンリーユーとも対戦経験あり
インスパイラル(Inspiral)
 2、3歳時は短距離女王。これからどうなるか

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